2010年 08月 29日
八ヶ岳 縦走と言うより迷走 その2 |
6:30 起床
雨はあがっているけど相変わらず視界はガスで真っ白。昨晩はよく降った、雨の音がうるさくて眠りが浅かったようで目覚めの爽快さは無い。気温は16℃。テントの結露が酷い。朝一番の仕事はテントの結露拭き。パックタオルで内も外も拭き取って行く。めんどくさいけどこれをやっておかないと何時までたっても乾かない。
朝ご飯はいちじく入りのフランスパンとコーヒー。
食べながら今日の行程を考える。
もし劇的に天候が回復していれば主稜線を天狗から赤岳まで一気に駆け抜けてキレット小屋で幕営と考えていたが、ガスは晴れそうに無いのでボツ。
オーレン小屋で風呂でも入りながらのんびり過ごすという案にも惹かれたが、黒百合からだと三時間程で着いてしまう、余りにも近すぎるのでボツ。
結局、硫黄岳まで歩いて主稜線を離れ赤岳鉱泉を経て行者小屋で幕営というコースに決まり。このコースなら樹林帯が多いので視界が悪くても、森の中なら歩いていて楽しいし、もし明朝天候が回復すれば赤岳辺りの主稜線を歩く事も出来る。
7:57 とりあえず今日中に晴れる事は無さそうなので、良く言えば幻想的な白い景色を楽しむつもりで歩き始める。
まずは緩やかな森の道を歩く。昨晩の雨で道の状態はかなりマディ。
靴はメッシュのトレランシューズ(Hard Rock 07)なのでSeal Skinzの防水ソックスを履いた。通常のウールソックスの上に重ね履きしてるのでインソールを取り外して靴の窮屈さを解消。この状態で三日間歩いた。足裏が痛くなるかと心配したが、特に問題無かった。
9:03 東天狗岳 ホワイト
10:08 夏沢峠 何か軽く食べれるかなと思っていたらヒュッテ夏沢、山びこ荘どちらもclosed、外のトイレもがっちり施錠されていた。カロリーメイトを食べて小休止。この辺りから急に人が多くなって来た、自転車担いだ山サイのグループには驚いた。
ここから急登となり、硫黄岳に向かう樹林帯を抜けてガレた道に出ると西からの強風にさらされた。油断してるとよろける程の凄い風。ガスも切れる気配は無くどんどん下から湧いてくる。雨は降ってないのに装備はびしょ濡れ。
11:10 硫黄岳 ホワイト
濃いガスの中から現れるケルンを追って行くと広い山頂に出た。 今回のハイキングで一番楽しみにしていた爆裂火口の眺めは絶望的。ガスが濃すぎて東面が切れ落ちてる事すら分からない。
こんな風とガスでは赤岳方面へと続く岩嶺帯の縦走路へは進めないので、赤岳鉱泉目指して樹林帯の中をグングン高度を下げる。
12:30 赤岳鉱泉
少し腹が減ったのでラーメンを注文して大休止。あっさり味の醤油ラーメンでかなり美味しかった。
広いテン場も空いていたのでここで張るのも良いかなと思ったが、明日主稜線に戻る事を考えて行者小屋まで進む事にする。
13:37 行者小屋
小屋で幕営料一人千円(高いね)を支払い、天気情報を聞いてみた。明日は今日よりは回復しそうな予報という事で少しは期待が持てそうだ。広いテン場にはすでに十五張りほどテントが張られていた。悪天候でここで停泊してる人も多いようだ。綺麗に水平な好立地に設営して、夕食には早いので小屋前のテーブルでおやつタイム。 固いガリガリのビスケットをコーヒー(VIA)に浸してふやかしながら食べる。
美味!
このテーブルから稜線の方を眺めながら明日の作戦会議。 朝よりはガスが薄くなっているようでチラチラと稜線の姿を確認出来る。明日は晴れてくれよ〜
昼からあれこれ食べてるので余り腹は減って無かったけど明日は早立ち予定なので18:00頃晩飯にした。毎度のアルファ米とアマノのチキンカレー。
食べ過ぎでしんどくなってテントで横になってたらそのまま寝てた。
夜中トイレに起きるとガスが晴れてすばらしい星空!!
やっと晴れてテンション上がったけど、だいたいこのパターンだと朝またガスるんだよね・・・
白い?三日目につづく
雨はあがっているけど相変わらず視界はガスで真っ白。昨晩はよく降った、雨の音がうるさくて眠りが浅かったようで目覚めの爽快さは無い。気温は16℃。テントの結露が酷い。朝一番の仕事はテントの結露拭き。パックタオルで内も外も拭き取って行く。めんどくさいけどこれをやっておかないと何時までたっても乾かない。
朝ご飯はいちじく入りのフランスパンとコーヒー。
食べながら今日の行程を考える。
もし劇的に天候が回復していれば主稜線を天狗から赤岳まで一気に駆け抜けてキレット小屋で幕営と考えていたが、ガスは晴れそうに無いのでボツ。
オーレン小屋で風呂でも入りながらのんびり過ごすという案にも惹かれたが、黒百合からだと三時間程で着いてしまう、余りにも近すぎるのでボツ。
結局、硫黄岳まで歩いて主稜線を離れ赤岳鉱泉を経て行者小屋で幕営というコースに決まり。このコースなら樹林帯が多いので視界が悪くても、森の中なら歩いていて楽しいし、もし明朝天候が回復すれば赤岳辺りの主稜線を歩く事も出来る。
7:57 とりあえず今日中に晴れる事は無さそうなので、良く言えば幻想的な白い景色を楽しむつもりで歩き始める。
まずは緩やかな森の道を歩く。昨晩の雨で道の状態はかなりマディ。
靴はメッシュのトレランシューズ(Hard Rock 07)なのでSeal Skinzの防水ソックスを履いた。通常のウールソックスの上に重ね履きしてるのでインソールを取り外して靴の窮屈さを解消。この状態で三日間歩いた。足裏が痛くなるかと心配したが、特に問題無かった。
9:03 東天狗岳 ホワイト
10:08 夏沢峠
ここから急登となり、硫黄岳に向かう樹林帯を抜けてガレた道に出ると西からの強風にさらされた。油断してるとよろける程の凄い風。ガスも切れる気配は無くどんどん下から湧いてくる。雨は降ってないのに装備はびしょ濡れ。
11:10 硫黄岳 ホワイト
濃いガスの中から現れるケルンを追って行くと広い山頂に出た。
こんな風とガスでは赤岳方面へと続く岩嶺帯の縦走路へは進めないので、赤岳鉱泉目指して樹林帯の中をグングン高度を下げる。
12:30 赤岳鉱泉
少し腹が減ったのでラーメンを注文して大休止。あっさり味の醤油ラーメンでかなり美味しかった。
広いテン場も空いていたのでここで張るのも良いかなと思ったが、明日主稜線に戻る事を考えて行者小屋まで進む事にする。
13:37 行者小屋
小屋で幕営料一人千円(高いね)を支払い、天気情報を聞いてみた。明日は今日よりは回復しそうな予報という事で少しは期待が持てそうだ。広いテン場にはすでに十五張りほどテントが張られていた。悪天候でここで停泊してる人も多いようだ。綺麗に水平な好立地に設営して、夕食には早いので小屋前のテーブルでおやつタイム。
美味!
このテーブルから稜線の方を眺めながら明日の作戦会議。
昼からあれこれ食べてるので余り腹は減って無かったけど明日は早立ち予定なので18:00頃晩飯にした。毎度のアルファ米とアマノのチキンカレー。
食べ過ぎでしんどくなってテントで横になってたらそのまま寝てた。
夜中トイレに起きるとガスが晴れてすばらしい星空!!
やっと晴れてテンション上がったけど、だいたいこのパターンだと朝またガスるんだよね・・・
白い?三日目につづく
by mt_panda
| 2010-08-29 14:39
| 山